真実
- 吉野十四子
- 5月31日
- 読了時間: 6分

今私達は人間となってこの世で生きていますが、表のこの世の裏にはあの世があり、表裏一体の関係を保っています。
こうした事から、この世で生きる私達の体の根本はあの世にあり、私達の人体と霊線でつながっています。
今生きているこの世は世知辛い世の中となり、私達人間は毎日の生活に忙しく、あの世のことには無関心で考えたこともない日々を送っているのが現実です。
こうしてこの世だけを見て暮らしていると、生きる指針が見えなくなり不安だけが募ってきます。
こうした今の時代は、生き方考え方を改めなくてはならない転換期に差し掛かっています。
こうした事から、あの世とこの世の仕組みを知り、先が見える世の中を作り出す必要があります。
その為には真実を解き明かすことが重要となってきます。
この世は人と人との出会いの場であり、様々な人間との交流から苦悩する出来事が生じてきます。
こうした苦悩は心の中から発生しているため、心がどこにあるのか人体の仕組みを知っておくことが重要であり役に立ちます。
今私たちは人間となってこの世で生きていますが、その前は母親の母胎の中で赤子として育てられこの世に誕生しました。
その為母親の母胎は私達人間の生家です。
こうした生家は、あの世とこの世をつなげる霊的な家です。
この霊的な家の先にあの世があります。
そこには私達人間の根本である生命を司る氏神と、思考を司る先祖である霊魂と、肉体を司る代々が実在しています。
こうした氏神先祖代々の本質は家の意思気です。
その意思気の意は、神意であり思は、思考であり気は、はたら気です。
こうした家の意思気によって私達人間は生かされています。
そして家の意思気は形を呈しており、その形は氏神(神意)と代々(はたら気)によって形造られ、この形の中に先祖(思考)が収まっています。この形があの世の活き形です。
家の意思気の形は私の本「母親の秘めたる力」に書いてあります。参考にして下さい。
私達は母親の母胎の中で人間としての姿が形成されました。
その私達とは、両親から授かりました生命と肉体です。
そして生命には母親からのミトコンドリアが流れ、肉体には両親からのDNAが流れています。
この生命と肉体は一身同体で人体です。
この人体の中心からミトコンドリアの光を受け入れる心が生じ、この心にあの世から魂が入魂します。
その魂とは、あの世の先祖は霊魂でありそこから分離したのが魂です。
この魂はあの世とこの世を行ったり来たりして永遠の存在です。
こうしたことから死を迎え生命体はなくなっても、魂は活きてあの世に帰ります。
こうして心に入った魂から前世からの思考が蘇り、この世で生きる意識が芽生えてきます。
こうして心の中の魂は、人体との間で人間として機能します。
この様にして魂から蘇った思考の思いは、肉体と繋がり自身となり、考えは生命と繋がり自分となります。
そして私達人間は母胎の中で母親によって生かされていましたが、この世に生まれ母親とのへその緒が切れると家の意思気と霊線でつながり、家の意思気によって生かされます。
あの世の意思気の形は活き形ですが、この世の私達の人体は生き方を表しています。
こうした私達人間の生き方は母親の霊的家を通して、あの世の活き形と密接につながり、あの世の活き形がこの世の生き方に反映されています。
そして家の意思気とは神の集合体であり、神のはたら気によって形が作られ、その中で思考が活きています。
こうした家の意思気の活き形が正常な形をしていると、良識ある知恵の神となってはたら気ます。そしてこの世での私たち人間の生き方も幸せな方向に進み、穏やかに生活できるようになります。
しかし、この活き形の形が壊れていると、神としてのはたら気がなくなります。
こうしたことが私達の生き方にも表れ、幸せに生きる方向を見失います。
そして心の中にいる人間の思考も、我欲的思いが強くなり、考え方が悪しき方向に進み、苦悩する出来事と遭遇することになります。
あの世の活き形が正常な形になると神々は善良なはたら気をして、この世で生きる私達人間に幸運と、健康長命運と、金運を授けてくださいます。
幸運とは幸せな結婚であり、健康長命運とは肉体的精神的な苦痛がなく長寿を全うすることであり、金運とはお金に不自由しない生活ができることです。
家族がこうした良運に恵まれないのは、あの世の活き形が壊れていることが原因となっています。
あの世の壊れた活き形を、正常な形に戻すことができるのは、あの世とつながる霊的な家の主、母親です。
本来、活き形の中に収まるべき霊魂である先祖は形が壊れているため活き場所がなく、暗闇の中をさまよっています。
こうした事から今迄仏教的に先祖の成仏を願い、仏壇やお寺などで供養しているのが現実です。
この壊れた活き形を正常な形に戻すためには、肉眼では見ることができない家の意思気を、家族が住む家に神棚を設け、家の意識を氏神先祖代々として表現し、母親が日々奉ることです。
そうする事により、母親のミトコンドリアから光が生じ、母親は家の光となります。
そして壊れていた家の意思気が母親の家の光を受けることにより、正常な活き形となり神のはたら気が蘇ります。
そして今迄家の光が失われていた事により家族の心も暗闇となっていましたが、家の光が心に届くことにより心が開かれ、神とつながる気道が通り神のはたら気が心に流れてきます。
こうして家族の生き方も先が見え、幸せな方向へと進む道が開かれます。
そして心の中に抱えていた苦悩も神のはたら気によって治まっていきます。
このように家族の根本である氏神先祖代々を奉るのは、家庭の主婦である母親の重要な仕事であり、家族が幸せになり穏やかに暮らすためには必要不可欠な仕事です。
この様に家庭内を治めるのは母親の両手に委ねられています。
今の世は受難の時代です。あの世とこの世の真実を解明しなくては、無事に通れない世の中となって来ました。
そして今世界で起きている大混乱は、人類(男女)の生き方考え方の間違いが最大の原因であり、もはや人間の考えでは治まらない最悪のところまで来ています。
こうした世界を治めることができるのは、母なる地球の主神である、光代イスラエル地球台地母神の真理の光です。
次回は「誠」をお伝えします。









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