日本国の上に建つ家の生き方
- 吉野十四子
- 2020年7月11日
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各家々には家族が幸せになる為の生き方が存在しています。生き方とは生きる方向を示しています。家の生き方は両親の結婚で決まります。そして家族は家の生き方にそって人生道を歩み、人間としての経験を積んでいきます。家の生き方は家庭をおさめる主婦であり、母親の日々の行動の中に現れ見えてきます。家族の居場所である家庭は家の生き方が現れる場であり、因縁の花が咲く庭でもあります。
家の生き方が決まる一番重要な結婚には神が定めた結婚の法則があります。法則に従えば筋道が通り、光ある生き方の家となります。法則に反すれば筋道が曲がり、暗闇の生き方の家となります。結婚を司っているのが家の氏神であり縁結びの神です。光ある生き方の家を実現するためには氏神先祖代々を奉ることが必要不可欠です。結婚の法則について私の本「母親の秘めたる力」に書いてあります。参考にして下さい。
前回述べましたが、神から授かった使命は結婚する時の指針となります。使命を知っていれば法則に従った結婚が出来ますが、使命を知らないと法則に反した結婚となります。そして、現在ほとんどの人が神まつりをしていない為、法則に反した結婚をしています。筋道が通った光ある生き方は神が定めた生き方であり、幸せになる生き方です。筋道の曲がった暗闇の生き方は自分の考えで決めた生き方であり、苦労多き生き方です。
使命を遂行することは家系を正しく継承することであり、光ある家の生き方です。長い間男性原理の世の中が続き、家系の継承者は長男とされてきました。その為生まれた順位の継承は軽視され、正しい家系継承は失われてきました。子供は男の子女の子と区別なく第一子第二子第三子と順序正しく生まれてきます。長男や長女としての呼称は順位に反します。家系の継承者は男の子であれ女の子であれ第一子が家系の継承者であり、神の定めです。
家系の継承者は第一子であり、その人の結婚相手は第二子以降が望ましい相手なのです。これが神が定めた筋道が通る結婚となります。第一子と第一子の結婚はお互いが家系継承者であるため、法則に反し筋道の曲がった結婚となります。男の子であれ女の子であれ、第二子以降は第一子のところへ婿に入るか嫁に入るかして第一子と共に家系継承者となり使命を遂行することが出来ます。生まれた順位こそが生まれ持つた使命であり、知っていれば法則に従うことができます。
各家々に生き方があるように国家にも生き方があります。国は国家の生き方にそって国政が敷かれ、国民は敷かれたレールに乗っているだけです。国家の生き方が曲がっていれば国政も乱れ、敷かれたレールも曲がっています。国の生き方は国の上に建つ家の結婚で決まります。国の上に建つ家は現在天皇家であり、天皇皇后の結婚によって国家の生き方が決まり、国の行く先が決まります。
明治政権の天皇制は人間を天皇としてまつり上げ、国の上に建つ家として天皇家を建て150年存続してきました。天皇様は天皇家の第一子であり家系継承者です。皇后様も三姉妹の第一子であり家系継承者です。第一子と第一子の結婚はかみ合わず法則に反した結婚となり筋道が曲がります。天皇家の曲がった生き方が国家の生き方を曲げ、国の行き先は曲がり、暗闇の中崖ぷちを進み今や谷底に落ちつつあります。
天皇様にも家があり先祖がいます。天皇家であればなおさら家の氏神と命に直結している先祖代々を大切にしなくてはなりません。家庭があり家族もいます。家庭内で氏神先祖代々を奉り国民に善いお手本を示すことが重要でした。しかし、天皇制の政権下では国家神道が重要視され、家庭内での神まつりは軽視されて来ました。その結果、天皇皇后の結婚が法則に反した結婚となり、国民もほとんどの人が法則に反した結婚をしています。こうして、国家国民の生き方は大きく曲がり、国民は暗闇の中で苦労を強いられています。
天皇皇后の結婚は法則に反していますが、弟宮様の結婚も法則に反し、筋道が曲がっています。その為、子供の結婚問題が表面化し長引き苦悩している様子です。これは宮家の因縁の現象です。又、皇后様も長い間病いで苦悩している様子ですが、これも筋道が曲がっていることが原因で現れている因縁です。天皇制を仕切っているのが宮内庁です。人間の考えで作った天皇制の悪しき実態が浮き彫りとなって両家に現れていても宮内庁ではおさめることが出来ません。
国の上に建つ家の本質は、氏神先祖代々を奉り、神が定めた結婚の法則に従い、筋道の通った結婚をして、国家に光ある生き方を実現することです。国の上に立つ家とは神のはたら気と共に真の実力を発揮する家であります。光ある生き方が実現することにより、良識ある知恵の神の御位である本物の天皇が皇座に即き、その下に仕える人間が陛下としての称号を授かり、良識ある知恵の神のはたら気と共に行動するのが天皇陛下です。
国の上に建つ家によって光ある世の中となれば、日本国に自然意思気と人類意思気を奉り日本国が完成します。しかし現在国家の生き方は筋道が曲がり暗闇の世の中で自然意思気も人類意思気もまつられていません。その為、自然は大災害を引き起こし、人類はコロナウイルスを発生させ人間社会に警告を発しています。この様な国の現状を見ると自然意思気と人類意思気を早急に奉る必要があります。
次回は世界を統一する真理の光をお伝えします。









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