男性原理の終焉を告げる新型コロナウイルス

世界中が想定外の新型コロナウイルスの発生になす術もなく手を焼いていますが、これだけ世界中に広がり恐怖心を植え付けているウイルスは我欲的生き方をしている人間に対しての警告と受け取らなくてはなりません。

ウイルスの蔓延を何とか封じ込めようと国は全力を上げて努力していますが終息はかなり先のようです。コロナウイルスは男性原理社会に現れた全世界の因縁です。おさめるのは容易ではありません。ウイルスの発生は根深い所に原因があります。人間の力だけで何とか対処しようとしていますが、原因元の対処が出来ないと新型コロナウイルスが終息しても又型を変えたウイルスや自然災害や害虫の襲来に悩まされます。ウイルスはずっと以前から根底でくすぶり続けていましたが表に現れる時が来たので必然的に発生しました。なぜ今この時期に発生したのか重大な理由があります。

前回迄神まつりのことを何度も伝えてきましたが、長い歴史の中で家庭内において氏神先祖代々をまつる神まつりが失われてきた結果、人間につながる意思気が壊れ我欲的人間主体の世の中となりました。表の社会を管理運営する男性によって男性原理の仕組が作られ現在迄続いています。

男性原理は競争心を煽り二分裂化から対立構造が生まれ争い多い世の中と化しています。現在の政治の有り様を見てもわかるとおり二分裂化の民主主義によって国が運営されていますが、争いの政治から国民の暮らしを豊かにする政治力は生まれてきません。国民は不満を抱えていますが今現在はなす術もなく我慢を強いられています。

男性原理を象徴的に表しているのが天皇制と民主主義と宗教です。私の本「母親の秘めたる力」に詳しく書いてあります。後日もう少し掘り下げて説いていきます。

真実が隠されている世の中では二分裂原理の民主主義を良しとして国の運営を時の政権に任せていますが、多くの人は世の中が悪い方向へと進んでいることを感じ取っています。人々が感じている通り今迄崖っ淵を進んでいましたが世の中全体がもうすでに谷底に落ち這い上がる術もない状態になっています。

神の世界では崖っ淵を進む男性原理社会に警告を発しながら男性原理主義の終わりの時を迎える準備がなされてきました。男性原理の終焉を告げるため必然的に発生したのが新型コロナウイルスです。男性原理の仕組みはコロナウイルスの発生を境に変わらざるを得なくなり世の中の変革が始まります。

全ての人間は先祖代々の意思気と直結し生かされています。先祖代々の意思気の先には人類意思気が存在しています。人類意思気は神の理であり崇高な神として日本国にまつるべき神ですが、男性原理の仕組みによって崇高な神の御位に人間が座り人間主体で世の中が動いています。その為、人類意思気は男性原理に隠匿され現在迄神として日本国にまつられていません。人類意思気をまつり神としてはたらけば世界中の災いをおさめることが出来平和平安安心安全な世界が実現します。

日本は平和な国と思っている人がいますが人類意思気の神が不在の世の中では今の平和は偽りの平和でしかありません。コロナウイルスの発生によって人間は気付きの時を与えられたのです。気付きを受け自己中心的な考え方や自分勝手な生き方を見直すことも大事です。

コロナウイルスが終息しても社会は今迄の日常とは異なり重大な局面を迎えます。

経済や人々の暮らしに悪影響が出始め負の連鎖で苦悩する事態が起こります。この様な困難な世の中が来ることは昔から予言されていました。

多くの人はノアの箱舟の神話を知っていると思います。神は地球規模の大洪水からノアとその家族を救う話です。箱とは入れ物、家のことであり氏神です。舟とは二の根っ子先祖代々のことです。大洪水とは苦しみや悲しみの涙を大洪水として表現しています。人間の力だけでは乗り越えられない未曾有の世の中が到来することを神はノアの家族に伝え氏神先祖代々である箱舟を作らせ重大な局面を箱舟で乗り切るようにとの導きの話しです。

ノアの箱舟神話はこれから起こりうる世の中を予言しています。ノアは神の導きを素直に受け箱舟を作り無事光ある幸せの山、アララト山頂に到着しました。昔から出ている多くの予言は男性原理が終焉を迎える時想定外の出来事が起こるのでその時のために備えるよう予言して伝えています。備えあれば憂いなし備えることとは神まつりをすることです。

自分の力を過信して生きてきた生き方を改め神まつりをして神と共に生きる生き方を選択する世の中に変わりつつあります。男性二分裂原理の世の中はコロナウイルスの発生をもって終わりを迎えました。今世の中は神と共に生きる母性かみ合わせ原理の仕組みが台頭してきました。次回お伝えします。